設置場所が臭いませんか?
理由その1)
生ごみの分解の菌は大きく分けて好気性菌と嫌気性菌に分けられます。好気性菌とは、酸素を体内に取り込み有機物(生ごみ)との化学反応でエネルギーを取り出します。LFC生ごみ処理機は好気性分解を維持するよう庫内の環境を維持管理しています。
嫌気性菌は無酸素の状態で発酵反応することで生ごみ分解し、著しい臭気が発生します。
好気性菌は水・酸素・有機物(生ごみ)の介在する環境でかつ高温化で活性します。
庫内上部からの湯水の温度、庫内温度センサー・ヒーターにより温度管理を高く設定し、好気性反応を保持しています。
庫内温度保持のため、給湯設備が別途必要です。現場に給湯設備がない場合は、電気温水器を設置します。機種サイズにより別途推奨させて頂きます。
理由その2)
分解し水溶化された生ごみは汚濁水で配管内に付着します。放置しますと臭気の発生原因となるため、高圧の洗浄ノズルで各分解工程(標準20分)毎に自動洗浄します。さらに脂分の多い排水の場合は湯水を使用します。工程開始前の前洗浄もプログラムできます。
参考)半年ごとの定期点検時にホース洗浄を行います。
現場での検証:ご導入前に、業種・エリア等のご要望をお伺いし稼働中の実機のご案内をさせていただきます。
保守点検はどうなりますか
生ごみ処理機を長年お使いいただくため、保守点検は必須です。
通常、2年目以降は定期点検契約の締結をお願いします。6ヶ月ごとに定期点検訪問を実施します。パワーザイム(菌)の補充・パワーチップ(菌床)の維持も併せて行います。
インターネットによる遠隔監視ができる場合は導入後3年間、定期保守点検以外の不具合発生の場合も定期点検契約内で対応致します。交換パーツ代も無償です。詳細は弊社保証規定をご覧ください。
工場で工務担当の方にて保守点検の実施をご希望の場合、保守マニュアルの提示と併せ導入時及び半年点検時の2回、詳細説明・指導を行いご相談させて頂きます。
その他のご質問
- 導入検討に際してはどのようにすればよいでしょうか?
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食品ゴミの種類により、消化速度が異なります。詳細を行き来するとともに、実際の生ごみのサンプルを頂き、消化具合・速度の確認を行います。その結果にご満足頂いた上で、最適のモデル等詳細のお打合せを行わせて頂きます。
- 庫内の微生物は安全ですか?
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微生物は土中等、全て自然界で生息するものですので、極めて安全です。
- 風邪の菌や病気・疫病をもたらす菌が繁殖しませんか?
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これらの菌は使用している微生物より弱いものです。庫内で繁殖することはありません。
- 遠隔管理クラウドは無償ですか?
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LFCを使用されている期間中は無償でご利用頂けます。
- 臭気がするものを入れると臭いがなくなりますか?
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腐敗したものも消化しますが、その間の排水には臭気が残ります。
- 輸入品ですが保守・パーツの供給は大丈夫ですか?
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保守パーツは弊社で在庫しています。機構部分のパーツも在庫していますが、ミリ規格品で国内調達可能な部品で設計されています。電子基板はきれいにまとめられ、僅か3枚で成り立っています。
- 屋外に設置できますか?
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最低限、雨・風の防げる場所に設置します。4℃以下の環境での使用は控えてください。
- 排水を肥料として利用できますか?
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理論的には可能ですが、推奨はしていません。
- 休業で一週間程度生ゴミ(餌)を投与しなくとも大丈夫でしょうか?
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問題ありません。投与物がなくなったとシステムが判断した場合、省エネモードに切り替わり、微生物の保持のみを行います。長期の休業で、微生物が弱るもしくは死滅した場合は、新たに微生物(パワーザイム)を補給してください。コストは僅少です。
- 停電しても大丈夫でしょうか?
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一時的な停電が発生しても自動で復旧します。
- 投入物により設定を変更する必要はありませんか?
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撹拌・給水・排水の時間は弊社で設定しますのでご安心ください。消化状況を確認し、タッチパネルにて調整することがありますが、基本的にはお客様で設定することはありません。
- タッチパネルでの設定条件がシステムの故障で消失することがありませんか?
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万一消失した場合、標準的な設定を読み出し、稼働させますので稼働が停止することはありません。
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